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成功させよう転職 > 面接 スキル編 > 企業とのリンクを探すA
企業とのリンクを探すA
■希望する具体的な条件
ハローワークの求人票やウェブ上の求人募集要件を見て応募企業を探すと思います。
その時に自分が企業へ期待する条件と一致しているか、見極める必要があります。
この作業をしっかりとしていないと、転職してからこんな会社だと思わなかったとか、もっと詳しく調査して
おけばよかったとか後で後悔することになります。


したがっていくつかある自分の希望をまとめる作業をしましょう。
・給料は前職よりも高い事
・転勤はしたくない
・土日は休みがいい
・深夜残業は頻繁にはないほうがよい
・業績安定企業
・大企業で働きたい
・新規開拓ノルマのあまりない営業がよい


いろいろあげてみましたが、いくつでもよいのであげてみる事が大事です。
そして自分の期待する条件と企業がリンクしているか見定めます。
しかしあまり条件が多すぎると、なかなか応募企業が決まらなくなってしまいます。
いくつかあげた条件の中から、どうしても譲れないものだけを絞り込みます。


基本的に条件がよくなればなるほど、企業から求められるスキルは高くなります。
あくまで転職した経験からいうと、企業に求める条件は3つくらいがちょうどよいかと思います。
4つ、5つとあるとさすがに転職活動自体が長くなりかねません。
ずるずると企業を選ぶ事だけに時間を費やしたり、転職活動は始めたものの転職したい企業が
決まらずに何カ月も経過していたりします。


結果的に「転職への情熱が冷める」という事になるのです。
本当に転職したいのであれば、自分のなかである程度の妥協はしなければならないと思ってください。
これは妥協できないという条件があるか、これはそれほど強く望まないという線引きをする
ためにも重要な作業となります。


■意識付けを明確にする
企業とのリンクを探す作業を実施する時、自分の希望条件をはっきりとしておく事が必要です。
この意識付けが後で転職を失敗させない大事な要素となります。例えばこの仕事内容だけは前職より
給料が下がったとしても譲れないとか、この仕事内容であったとしても転勤はしたくないとか、
希望があると思います。転勤したくないのに転勤もある会社に入ったらその後はその辞令に
従う事になります。


不満を抱えたまま働いているとまた転職を繰り返しかねません。やりがいを求めて転職をする事自体は
悪い事ではないと思いますが、安易に転職してまたいやになったから転職、という形はよくないと思います。
転職をくりかえすと転職しづらくなるハンデを抱える事になるからです。
大事なのは準備です。転職する前に希望条件を整理しておきましょう。


■希望条件に妥協する事も必要
昔、システムエンジニアとして転職したいと思い、いろいろと希望条件を上げてました。
条件はふたつ「土日は休み」、「深夜残業はあまりしたくない」で、どちらかというとプライベート重視の
希望を立てました。


しかし経験者ならわかると思いますが、システム開発をしていて土日が休みで、深夜残業がない
所などないに等しいものです。求人票をみていても月平均何十時間と書いてありますが、
あまり信用はできませんでした。使用しているプログラム言語をみれば、納期が短い事は開発経験が
あればわかります。扱っている案件もとても普通の残業では終わりそうにないように見えるのです。


それでもいろいろと探してみましたが、やはり希望条件に一致するような会社は見つかりませんでした。
いつまでもないのもにこだわっても仕方ないので、そこで希望条件をやむなく変更する事にしました。
「住居を伴う転勤なし」、「前職より給料が高い所」と少し前の希望条件の様相が違いますが、
致し方ありません。


そうすると経験があることで給料は高く設定されている会社が結構ありました。また職場は変わっても
転勤のない会社であれば、これも結構な数の企業があったのです。この2つの条件だけで決めても
よかったのですが、よく企業を調査してみると希望に合った企業の中には、非常に業績が安定した企業も
含まれていました。


当時から不況という言葉は飛び交っていましたので、できれば安定した企業へ転職したいと
いう思いはあったのですが、大企業は狭き門です。中小企業となるとそれは難しいだろうと
考えていました。でも探せばあるもので中小企業でも、創業何十年の業績が安定した会社も
中にはありました。これだけでも物の見方が少し広がったように思えました。


これは最初の希望を変更した事がきっかけで、みつける事ができたのです。
もし自分の考えにこだわり過ぎていたら、いつまでたっても企業との接点を探せずに
いたのだと思います。転職活動自体も長引いたものになっていたでしょう。


特に2つ以上の希望を望んだわけではないのですが、結果的に3つの希望を満たした会社を
見つける事が出来ました。かなり最初の希望とはかけ離れていましたが、それでも考えを
切り替えたのが良かったと思いました。


転職を決めたら思うようにいかない事象もありますから、ある程度の妥協をする覚悟が必要です。
いろいろな角度で捉えて考えるくせといいましょうか。プラスの方向に考えるようにすると
思いもしないような会社を見つけられるかもしれません。


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成功させよう転職 > 面接 スキル編 > 退職した理由の分析
退職した理由の分析
■なぜ会社を辞めようと思ったのか
転職しようと思った多くの理由は、不満があったからというのがあって当然です。
・上司からのパワーハラスメントに嫌気がさした
・休日出勤ばかりで自分の時間がもてない
・重労働の割には給料が安くてモチベーションが上がらない
・新規開拓の営業ノルマがきつい
・サービス残業が多い

この不満を思い返してみる時は、こんな不満は自分勝手かなという概念はすてて、思いつくまま
書き出してみます。自己分析は自分自身を知る事です。自分の本音と向きあわないと意味がありません。
転職を考えた時に不満がある事が悪いことではなく、不満がある事を突き詰めて考えないでおく事の
方がよくありません。これはこのような不満が改善された職場で働きたい、という転職の動機なのです。


なぜ突き詰めて考えないとだめかというと、本当に不満に思った事に自分で気づかないと、また転職を
くり返してしまいかねないからです。例えば営業職を辞めたいと思ったとします。売らないと上司に
説教されるし、同僚からも色目でみられるいい事はない、でも自己分析してみるとそれは本当に営業が
いやになって辞めたわけではなく、新規開拓の営業がきつい会社だったから、などの理由に気づく事も
あります。


このような例の場合、自分で営業がいやになったと決めつけて製造業に転職したとします。
するとやはり人と接する仕事が好きだった事に気づき、また営業に転職という事になる可能性も
あります。自己分析はよりよい転職をするために実施するものですが、転職を繰り返さないために実施する
ものでもある、という認識ももちましょう。

■転職の動機
マイナス思考の考え方を違う角度からとらえてみます。
@働いていて職場に不満があった

A不満を改善したかった

B不満が改善できなかったので退職した。
転職をする人の頭のなかにはこのような順番があると思います。


ではこれをどう分析するのか


「@働いていて職場に不満があった」を具体的なレベルまで落とし込んでみるのです。
不満
@休日出勤ばかりで自分の時間がもてない
転職の目標
●一週間に2日は休めるような職場で働きたい

不満
●サービス残業が多い
転職の目標
●残業代は100%支払ってくれるような会社で働きたい


結果的に言える事
一週間に2日は休めるような職場で、残業代は100%支払ってくれるような会社で働きたい
という会社選びの自分なりの基準が分かってくると思います。


直観的に「いやだな」と感じるままにしておかないで、それからどう改善されればよいのか
まで詳細に追求してみると、どんな理由で転職しようと思っているのかが具体的に見えてきます。


■企業との接点を常に意識する
不平不満を職務経歴書に書いたり、面接で言葉にするのはよくありません。でも会社を退職したわけ
ですから、その会社では働こうと思う気持ちがなくなったのも事実です。このあたりを面接官は気にします。
「御社はキャリアアップ出来る会社だと思いました。」これが本音だといいのですが、このような
回答をする応募者はいやになるほど見てきているはずです。


本当に思っているのかどうかの確認をするために、いろいろな角度から質問を投げかけます。
心から思っていないと答えがちぐはぐになり、やがて言っている事が矛盾し、すぐに本音でないと
見抜かれます。


ここで大事なのは「前職ではこのような仕事がしたかったができなかった。しかし御社ではこんな事が
出来そうだと思った。」と接点を交えて言える事です。前職で自分がやりたい仕事が出来なかったのは
不満ですが、きちんと自己分析できていて、やりたい事が明確に見えていればなにも負い目を感じずに
言えます。


たとえ突っ込まれたとしても本当に思っている事であればすぐに切り返せます。言葉に詰まるのは
心の中で「この場を上手くやりきろう」という思いがあるからです。


■自己分析の重要性
私も転職活動を始めたての頃は、転職のマニュアル本に書いてある模範回答のような言葉を
使っていました。ほぼ間違いなく不採用になるパターンです。そもそも会社がほしがる人材とは、
経験があってやる気のある人材です。どこかで聞いたような言葉からはやる気までは感じ取れません。
他の応募者と差別化ができないのです。もっと採用側からいうと判断材料がない事になります。


こんな状態になるのは自分と本気で向き合っていないからです。なぜ前職の会社を退職してまで
転職するのか、企業の面接官を納得させるだけの理由がみつかりませんでした。いわゆる前職に
対する不満を抱え今後どうなっていきたいのか解決しないまま、転職活動をしたのが原因です。
不満を感じて辞めたのはよくない、こんな考えが拭い去れませんでした。


ただもう一歩踏み込んで、どう改善されればよいのかまで突き詰めて考えるが、ものすごく重要だと
気づけたので結果的にはプラスになったと思っています。この気づきはその後の転職活動にも
かなり活かされました。みなさんも今一度なぜ転職をするのかよく考えてみて下さい。


それこそが自己分析の第一歩です。「ああ、あれは本当に嫌だったな」となにか思い浮かべてみて下さい。
それが仕事内容だったり、人間関係だったり、給料だったり人によって違いがあります。
それが浮かんできたら前進です。後はそこからそれがどんな形で改善されればよかったのか、
考え始めればよいのです。

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