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成功させよう転職 > 面接 スキル編 > 不足スキルを強みに変える

不足スキルを強みに変える
■強みを増やす考え方
中途採用者は応募先企業の求めるスキルと、自分の持ち合わせているスキルがリンクしている
事が採用される重要な条件の一つです。したがって強みを導きだす事が必要になるのですが、
自分の不足しているスキルや経験についても分析する意味があります。


仕事について弱点を自ら認めるのは、少し抵抗のある人もいるかと思いますが、自己分析とは
強みと弱みを見つけるが大事です。この二つがひと組となって効果を発揮します。どういう事かというと
弱点を理解することで強みを増やす事が出来るからです。弱点さえもカバーできるような人材であれば
より強いアピールができるようになります。


では具体的にどうするかというと、いろいろ自分の経歴を思い返してみます。
結果としてどうしてもここが転職するには経験不足だなとか、あの時はもっとこうすればよかったとか、
事例があると思います。


ここで大事なのは不足しているスキルや経験に自分で気づく事です。


そして自分に不足しているスキルが分かったら、それを補うために自宅で学習でもスクールに通うでも
勉強をはじめればよいと思います。


■企業が求めるスキル
不足スキルを強みに変える具体例
●開発職
@開発経験があること
Aコミュニケーション能力
Bデータベース構築経験


・Bのデータベース構築経験がない場合
「自分にはSQLは書いた事あるけど構築経験まではない。難しそうだし経験がないと無理かもしれない
からあきらめよう。」と不足しているスキルに対して、改善しようと思わないマイナス思考の考え方は
よくありません。
ひとつの答え方の指標として下記に例を記します。
良い例@
フリーのソフトウエアを自宅のパソコンにダウンロードして、テーブルを設計して作成してみたり、
設計から構築までの流れを含め勉強してきました。

良い例A
スクールに通ってデータベース構築の基礎から設計、作成まで勉強しています。

このように常に前向きな答え方が面接では基本です。今できないものはすぐにはできません。
大事なのはその出来ない事にどんなアクションをとって、出来るようになろうとしているかです。


■人よりも優れている能力があるか
私が転職活動をしていた頃、よく面接で「これだけは他人よりも優れていると思う所はありますか?」
ときかれたことがあります。はっきりいって悩み、「根気強さです」なんて単発な答え方をしてしまいました。
会社を辞めて次の転職先を探している人が、根気強さですとだけいってもなんの説得力もないなと後で
後悔しました。


ただこれは言い方で、なにかそれを裏付けさせような仕事のエピソードを交えて話せれば、話の筋が
通ったと思います。でのこの経験があってからもっと詳細な分析をする必要があるなと思うように
なりました。


私の働いている会社の同僚は、優秀な人が多かったのですが、それじゃ自分が職場の同僚より
優れている能力はどこにあるのか、そんな観点で考えた事はありませんでした。
そもそも自分で「私の能力は人より優れてる」と、自分で言葉にする人材は働いていてどうなのか、
その観点でも考えてみましたが、どうもそんな人材は個性が強すぎて、協調性に欠けるような
気がしてなりません。


いろいろ考えた結果、次にこの質問が来た時は自信をもって取り組んでいた事をいえるようにしようと
いう結果に落ち着きました。その後何社か面接をしているとやはり同じような質問がありました。
こんな感じで答えました。やはり軸は根気強さです。
回答例
A:人よりすぐれているといえるかどうかわからないのですが、私が自信をもっていえるのは根気強さです。
といいますのも以前未経験からの転職をした事があります。そこの至るまではまずスクールに半年ほど
通って基本から学び、最終的な目標である資格取得を達成しました。その後資格を引っ提げ転職活動
をしてエンジニアへの転職を成功させました。転職してからも勉強の連続でしたが、その後顧客からの
信頼を得て長くプロジェクトに関わらせれもらえるようになりました。最後まで根気強く仕事と向かい合った
結果だと考えています。


このように答えた会社の結果がよく、徐々に面接の通過率はあがって行きました。この教訓は人より
すぐれている所を見つけるのではなく、これは自信をもって面接でいえるような、自分の強みを見つける
ことだと考えるようになりました。おそらく最初に質問され時もこのように答えれば結果が変わっていた
と思います。


この質問の裏にあるのは他人よりどうだという問題よりも、自分のつよみはなんですかという質問に
置き換えて考えた方がよいと思います。質問をそのまま受け取って考えず、もう一歩踏み込んで捉える
事が大事なんだと気づく事が事が出来ました。

■パーフェクトは求められていない

仕事に対して綻びのない人など存在しません。
企業の面接担当者だけでなく仕事をした事のある人でであれば、よく分かっている事です。
大事なのは自分自身の弱みが何かを理解する事です。そして理解するだけではなく、不足している
スキルに対してどう対処しているかという点です。


壁にぶち当たった時、解決するため自分で考えて努力出来る人間であれば、自主性があって
周りからの信頼も得られるだろうという期待が出来ます。
まず自ら認める事です。それから対処方法を考えましょう。


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成功させよう転職 > 面接 スキル編 > 退職した理由の分析
退職した理由の分析
■なぜ会社を辞めようと思ったのか
転職しようと思った多くの理由は、不満があったからというのがあって当然です。
・上司からのパワーハラスメントに嫌気がさした
・休日出勤ばかりで自分の時間がもてない
・重労働の割には給料が安くてモチベーションが上がらない
・新規開拓の営業ノルマがきつい
・サービス残業が多い

この不満を思い返してみる時は、こんな不満は自分勝手かなという概念はすてて、思いつくまま
書き出してみます。自己分析は自分自身を知る事です。自分の本音と向きあわないと意味がありません。
転職を考えた時に不満がある事が悪いことではなく、不満がある事を突き詰めて考えないでおく事の
方がよくありません。これはこのような不満が改善された職場で働きたい、という転職の動機なのです。


なぜ突き詰めて考えないとだめかというと、本当に不満に思った事に自分で気づかないと、また転職を
くり返してしまいかねないからです。例えば営業職を辞めたいと思ったとします。売らないと上司に
説教されるし、同僚からも色目でみられるいい事はない、でも自己分析してみるとそれは本当に営業が
いやになって辞めたわけではなく、新規開拓の営業がきつい会社だったから、などの理由に気づく事も
あります。


このような例の場合、自分で営業がいやになったと決めつけて製造業に転職したとします。
するとやはり人と接する仕事が好きだった事に気づき、また営業に転職という事になる可能性も
あります。自己分析はよりよい転職をするために実施するものですが、転職を繰り返さないために実施する
ものでもある、という認識ももちましょう。

■転職の動機
マイナス思考の考え方を違う角度からとらえてみます。
@働いていて職場に不満があった

A不満を改善したかった

B不満が改善できなかったので退職した。
転職をする人の頭のなかにはこのような順番があると思います。


ではこれをどう分析するのか


「@働いていて職場に不満があった」を具体的なレベルまで落とし込んでみるのです。
不満
@休日出勤ばかりで自分の時間がもてない
転職の目標
●一週間に2日は休めるような職場で働きたい

不満
●サービス残業が多い
転職の目標
●残業代は100%支払ってくれるような会社で働きたい


結果的に言える事
一週間に2日は休めるような職場で、残業代は100%支払ってくれるような会社で働きたい
という会社選びの自分なりの基準が分かってくると思います。


直観的に「いやだな」と感じるままにしておかないで、それからどう改善されればよいのか
まで詳細に追求してみると、どんな理由で転職しようと思っているのかが具体的に見えてきます。


■企業との接点を常に意識する
不平不満を職務経歴書に書いたり、面接で言葉にするのはよくありません。でも会社を退職したわけ
ですから、その会社では働こうと思う気持ちがなくなったのも事実です。このあたりを面接官は気にします。
「御社はキャリアアップ出来る会社だと思いました。」これが本音だといいのですが、このような
回答をする応募者はいやになるほど見てきているはずです。


本当に思っているのかどうかの確認をするために、いろいろな角度から質問を投げかけます。
心から思っていないと答えがちぐはぐになり、やがて言っている事が矛盾し、すぐに本音でないと
見抜かれます。


ここで大事なのは「前職ではこのような仕事がしたかったができなかった。しかし御社ではこんな事が
出来そうだと思った。」と接点を交えて言える事です。前職で自分がやりたい仕事が出来なかったのは
不満ですが、きちんと自己分析できていて、やりたい事が明確に見えていればなにも負い目を感じずに
言えます。


たとえ突っ込まれたとしても本当に思っている事であればすぐに切り返せます。言葉に詰まるのは
心の中で「この場を上手くやりきろう」という思いがあるからです。


■自己分析の重要性
私も転職活動を始めたての頃は、転職のマニュアル本に書いてある模範回答のような言葉を
使っていました。ほぼ間違いなく不採用になるパターンです。そもそも会社がほしがる人材とは、
経験があってやる気のある人材です。どこかで聞いたような言葉からはやる気までは感じ取れません。
他の応募者と差別化ができないのです。もっと採用側からいうと判断材料がない事になります。


こんな状態になるのは自分と本気で向き合っていないからです。なぜ前職の会社を退職してまで
転職するのか、企業の面接官を納得させるだけの理由がみつかりませんでした。いわゆる前職に
対する不満を抱え今後どうなっていきたいのか解決しないまま、転職活動をしたのが原因です。
不満を感じて辞めたのはよくない、こんな考えが拭い去れませんでした。


ただもう一歩踏み込んで、どう改善されればよいのかまで突き詰めて考えるが、ものすごく重要だと
気づけたので結果的にはプラスになったと思っています。この気づきはその後の転職活動にも
かなり活かされました。みなさんも今一度なぜ転職をするのかよく考えてみて下さい。


それこそが自己分析の第一歩です。「ああ、あれは本当に嫌だったな」となにか思い浮かべてみて下さい。
それが仕事内容だったり、人間関係だったり、給料だったり人によって違いがあります。
それが浮かんできたら前進です。後はそこからそれがどんな形で改善されればよかったのか、
考え始めればよいのです。

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