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成功させよう転職 > 面接 スキル編 > 企業とのリンクを探す@
企業とのリンクを探す@
■自分に合う企業か
自己分析→企業研究と手順を踏んで実施したらその次は、企業とのリンクしている箇所を探します。
「この会社にどうしても入りたい」、企業研究の段階でそう思う事があると思います。
しかしそう簡単に決めては、失敗の可能性が高くなるのが転職です。
自分になにができるのか、自分の希望する仕事ができるのか、企業の体質が自分に合うのか。


一番重要な事は自分の特性に一致している企業なのかという点です。
そのために企業とのリンクしている部分を探します。
仕事をしている時の事を思い浮かべて下さい。
@自分には毎日コツコツとやる仕事が向いていたのか
A同じ事を繰り返す仕事にやりがいを感じていたのか
B常に技術を身につけられる職場が好きなのか、



いろいろ個人差があるとは思いますが、@〜Bにあげたいわば仕事への情熱と一致しているか。
最終的にはこれだと思います。
自分には毎日コツコツとやる仕事が向いていると思っている人が、常に新しい技術を身につけてほしいと
思っている会社に転職しても会社と合わないのです。


仕事をしていて苦痛に感じるような事は、同じような会社に入社しても同じように受け取ります。
したがってせっかく転職しても辞める可能性が高くなります。仕事は毎日ですから何十年も先の事を
考える事です。「企業とのリンクしている部分を探す」という作業は、転職のスキルの中でも
大変重要ですので、入社してから自分の働く姿を想像してみるとよいでしょう。


もちろん企業研究している事が前提になりますが、リンクを探している時にこの企業は合いそうだなとか、
合わなそうだなとか感じたらその感覚を疑わない方がよいです。例えばルーティングワークが好きという
人が常に新しい発想を求められそうな会社だと感じたら、その企業は辞めた方がよいという事です。


精査する時にわがままで企業を選ばないのと、自己分析から企業研究、そしてリンクを探す作業と
順を追って実施して、その上で選択しないのとでは全く意味が違います。
会社に入ってから後悔しても遅いです。毎日転職した会社で働き、今後の人生の苦楽を会社で送って
生活の一部になるのです。そこまで考えた時にどう判断するかです。
どこかに旅行にいくにも、趣味に没頭するにも、仕事があってこそ出来る事です。


会社に合わなければまた辞めればよいという考え方では、自分にとってやりがいを求める
転職は到底できません。そうならないためにも企業とのリンクを探す事は非常に大事です。


会社の社風
■仕事の早さを求められる会社
例えば早く自分の能力を上げていきたい、そんな願望がある人は納期の短く早さが要求される
会社で働くとレベルが上がり易いです。ではどんな感じで働くのでしょうか。イメージしてみる事が
大事です。


まず一つの仕事を完了させるまでの期間が短いと、残業はかなりある可能性はあります。
中途採用で会社に入ると仕事の経験はあっても、配属された職場の仕事の進め方やルールは
初心者同然です。


それを覚えて、周りの同僚と同じくらいの早さで仕事をこなしてくのには、必然的に時間がかかります。
定時(8時間)で終わる事はまずありませんから、会社に入りたては深夜残業の連続です。
成長したい気持ちはあっても、最初から飛躍的に伸びる事はほとんどありません。
ある程度の経験を積むと時間に余裕がでてきて、上手く任せられた仕事を回せるようになります。


また忙しい時ほど臨機応変な動きを求められます。スキルを上げたいから自分の仕事だけを
集中していればよい、こんな考えでは逆にノウハウは身に付きません。忙しそうに見えたら
進んで仕事を手伝う、このような機転も必要です。スピードを求められる仕事はだいたいこんな感じで
日々の仕事をこなしていくと思います。特になんともないと感じた人は、このような会社に向いている
かもしれません。


■時間をかけてでも完成度を求められる会社
時間をかけてでも一つの仕事と向き合う仕事がしたい人も当然いると思います。
それが求められそうな会社へ入社すると良いのですが、これはゆっくり仕事をしてもよいという意味
ではないのです。


時間をかけてでも仕事の質を上げてもらいたいからです。たしかに急がなくていいのかもしれませんが、
集中して仕事に取り組む事には変わりありません。例えばECサイトを作成する時などは、スピードも
度外視はできませんが、いかに消費者の購買意欲を駆り立てられるかも非常に重要です。


商品を紹介するページにはものすごく力をいれて作らなければなりませんし、どうすれば集客できるかも
同時に考えなければなりません。場合によっては徹夜もする可能性もあります。スピードとはまた違った
クオリティを求められるので、決して楽な仕事ではありません。


■結果として何を求められるかを考える
ここで記載したのはごく一部の会社のタイプですが、ここで言えるのはスピードを求められるのは
なぜなのか、時間をかけてもよいのはなぜなのかまで考える事です。仕事の進め方だけをみて
決めても、結果として何を求められるかで、自分に合っている会社なのかどうかの選択が
大分変ってくると思います。


そこまでイメージしてみてそれでも「早くスキルを見つけたいのでスピード感のある会社に入社したい」
と思えるようであれば、それが自分に合っている会社だと判断出来ます。


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成功させよう転職 > 面接 スキル編 > 退職した理由の分析
退職した理由の分析
■なぜ会社を辞めようと思ったのか
転職しようと思った多くの理由は、不満があったからというのがあって当然です。
・上司からのパワーハラスメントに嫌気がさした
・休日出勤ばかりで自分の時間がもてない
・重労働の割には給料が安くてモチベーションが上がらない
・新規開拓の営業ノルマがきつい
・サービス残業が多い

この不満を思い返してみる時は、こんな不満は自分勝手かなという概念はすてて、思いつくまま
書き出してみます。自己分析は自分自身を知る事です。自分の本音と向きあわないと意味がありません。
転職を考えた時に不満がある事が悪いことではなく、不満がある事を突き詰めて考えないでおく事の
方がよくありません。これはこのような不満が改善された職場で働きたい、という転職の動機なのです。


なぜ突き詰めて考えないとだめかというと、本当に不満に思った事に自分で気づかないと、また転職を
くり返してしまいかねないからです。例えば営業職を辞めたいと思ったとします。売らないと上司に
説教されるし、同僚からも色目でみられるいい事はない、でも自己分析してみるとそれは本当に営業が
いやになって辞めたわけではなく、新規開拓の営業がきつい会社だったから、などの理由に気づく事も
あります。


このような例の場合、自分で営業がいやになったと決めつけて製造業に転職したとします。
するとやはり人と接する仕事が好きだった事に気づき、また営業に転職という事になる可能性も
あります。自己分析はよりよい転職をするために実施するものですが、転職を繰り返さないために実施する
ものでもある、という認識ももちましょう。

■転職の動機
マイナス思考の考え方を違う角度からとらえてみます。
@働いていて職場に不満があった

A不満を改善したかった

B不満が改善できなかったので退職した。
転職をする人の頭のなかにはこのような順番があると思います。


ではこれをどう分析するのか


「@働いていて職場に不満があった」を具体的なレベルまで落とし込んでみるのです。
不満
@休日出勤ばかりで自分の時間がもてない
転職の目標
●一週間に2日は休めるような職場で働きたい

不満
●サービス残業が多い
転職の目標
●残業代は100%支払ってくれるような会社で働きたい


結果的に言える事
一週間に2日は休めるような職場で、残業代は100%支払ってくれるような会社で働きたい
という会社選びの自分なりの基準が分かってくると思います。


直観的に「いやだな」と感じるままにしておかないで、それからどう改善されればよいのか
まで詳細に追求してみると、どんな理由で転職しようと思っているのかが具体的に見えてきます。


■企業との接点を常に意識する
不平不満を職務経歴書に書いたり、面接で言葉にするのはよくありません。でも会社を退職したわけ
ですから、その会社では働こうと思う気持ちがなくなったのも事実です。このあたりを面接官は気にします。
「御社はキャリアアップ出来る会社だと思いました。」これが本音だといいのですが、このような
回答をする応募者はいやになるほど見てきているはずです。


本当に思っているのかどうかの確認をするために、いろいろな角度から質問を投げかけます。
心から思っていないと答えがちぐはぐになり、やがて言っている事が矛盾し、すぐに本音でないと
見抜かれます。


ここで大事なのは「前職ではこのような仕事がしたかったができなかった。しかし御社ではこんな事が
出来そうだと思った。」と接点を交えて言える事です。前職で自分がやりたい仕事が出来なかったのは
不満ですが、きちんと自己分析できていて、やりたい事が明確に見えていればなにも負い目を感じずに
言えます。


たとえ突っ込まれたとしても本当に思っている事であればすぐに切り返せます。言葉に詰まるのは
心の中で「この場を上手くやりきろう」という思いがあるからです。


■自己分析の重要性
私も転職活動を始めたての頃は、転職のマニュアル本に書いてある模範回答のような言葉を
使っていました。ほぼ間違いなく不採用になるパターンです。そもそも会社がほしがる人材とは、
経験があってやる気のある人材です。どこかで聞いたような言葉からはやる気までは感じ取れません。
他の応募者と差別化ができないのです。もっと採用側からいうと判断材料がない事になります。


こんな状態になるのは自分と本気で向き合っていないからです。なぜ前職の会社を退職してまで
転職するのか、企業の面接官を納得させるだけの理由がみつかりませんでした。いわゆる前職に
対する不満を抱え今後どうなっていきたいのか解決しないまま、転職活動をしたのが原因です。
不満を感じて辞めたのはよくない、こんな考えが拭い去れませんでした。


ただもう一歩踏み込んで、どう改善されればよいのかまで突き詰めて考えるが、ものすごく重要だと
気づけたので結果的にはプラスになったと思っています。この気づきはその後の転職活動にも
かなり活かされました。みなさんも今一度なぜ転職をするのかよく考えてみて下さい。


それこそが自己分析の第一歩です。「ああ、あれは本当に嫌だったな」となにか思い浮かべてみて下さい。
それが仕事内容だったり、人間関係だったり、給料だったり人によって違いがあります。
それが浮かんできたら前進です。後はそこからそれがどんな形で改善されればよかったのか、
考え始めればよいのです。

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