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成功させよう転職 > 面接 スキル編 > 企業情報をさらに詳細に調べる

企業情報をさらに詳細に調べる
■自分の目で仕事ぶりを確認する
企業のホームページなどで会社のカラーをつかんだら、今度はさらにもっと詳しく企業研究をしていきます。
企業のホームページだけでは本当の会社の社風や、従業員の態度、接客の仕方などは分かりません。


そこでどうやって企業の調査をするかというと、半日から終日、応募先企業の店に回れるだけ
回ってみて調査してみるのです。



そして調査するだけではなく、気づいた事を言えるように整理しておくことが重要です。
面接の時、「店に足を運んでみました。」というとほぼ間違いなく、「店員の態度はどうでしたか。」
「なにか気づいたことはありますか。」など訪れた感想を聞かれます。
その時に自分なりの意見をいえるか、という所で調査した意味がはっきりとでます。
ただ「見てきました。」といってもなにも伝わりません。


自分ならこんな接客をするとか、幅広い年齢層のお客さんがいたとか、どんな気づきがあったのか、
また自分なりの提案や考えをいれるとさらに効果があるはずです。
文字や映像だけをみて判断出来る事は、想像の部分がかなりの割合を占めます。
それは面接官もわかっている事なので、それ以上の事をやっていかないと
他の応募者となんら変わらない印象を与えます。


一回仕事ぶりをみてみるのと、ホームページの文字や画像のみでの意見では結構差が出ます。
実際の動きから見える事の方が情報として多いですし、なにより説得力がぐんと増します。
足を運ぶのは労力がいりますが、それ以上に入ってくる情報が多いので行動に移してみて
損はないと思います。

■意見を述べる時の注意点
調査した感想を聞かれた時の注意点が一つあります。当たり前のようですがそれは批判です。
私がまだ転職活動を始めたての頃、「応募先企業の店舗をよく利用しています。」という話をした事が
あります。その時は店舗を2か所併用していたのですが、質問の内容は「利用されている2か所の店舗の
違いはどこにありますか。」というものでした。


私は嘘はだめだと思い、「A店は店に入った時あいさつあるのですが、B店はあいさつがない時が結構
あります。」正直に答えました。すると「それはさっそく注意しなければなりません。」と今まで話が弾んで
いたのが急に重苦しくなり、雰囲気を悪くした事がありました。違いを聞かれたので答えたのですが、
たしかに面接の場面でいう事ではなかったと後で後悔しました。


前述しましたが、感想を言う時は店舗に入っている客層とか、この店舗はこうした方がいいとか、
あくまで働いた時の視点で意見を求められているという事です。使ってみてどう思ったというのはお客さんと
しての感想です。お客さんとしての意見はここでは回答したとしても、あまり意味をなさない事を理解
しなければなりません。


■専門職の場合
営業店舗がある場合は足を運んで調べる事が可能ですが、専門職の場合はそもそも接客業では
ないので、働いている人をみて会社を詳細に調べるのは無理があります。こんな時はネット検索や
経験者の話を聞いたりする方法があります。


エンジニアで働いている社員のブログなど検索をかけてみると、社内情報を把握したりできますし、
コアな情報が転がっている時もあります。単純な方法かもしれませんが、自分の中でイメージをもって
おくには効果があると思います。


そして一番効果がある方法が経験者に聞く事です。これは私はよくやっていました。私の場合は
スクールに通っていたので、その卒業生がエンジニアになっている事が多く、仕事内容であるとか、
今後レベルアップしていくにはどんな学習方法がよいかとか、今の会社はこんな感じですとか、
セミナーを通していろいろと生の現場の話を聞けたりするのでかなりためになりました。


通っていたスクールも半年で数十万円するようなきちんとした所だったので、卒業生もまじめに
働いている人が多く、話も信頼がおけるものでした。自分がエンジニアになった後も、本当にあの時の
話と同じだなと思う事のほうが多かったので、この方法はおすすめです。


またプラスアルファとしては、このような現場の話を聞ける機会は貴重ですので、質問をする事が大事です。
だいたいセミナー形式の場合は、最後に質問の時間をとってあるので、その時に自分が疑問に感じている
仕事の質問を投げかけてみるのです。


例えば普段の残業時間はどれくらいですかとか、普段どんな勉強をしてますかとかその業界の人
でないとわからないような質問です。福利厚生などの質問は求人票に書いてある内容より詳細に
聞けた事がないので、あまり質問しても意味はないと思います。


特に残業時間などは求人票に書いてある時間は平均時間ですので、実際の時間とは開きがある
事が多く、業界に入る前に心構えとして聞いておいた方が良いです。会社によってはほとんどない
所もありますし、平均20時間と書いてあってもそれは会社全体での話で、募集している部署の残業は
80時間以上ある事もあります。

企業研究は時間をかける
会社を詳細に調べる事に関しては、これくらいやっておくほうがいいです。自分が今後働く会社を
選ぶわけですから、安易に調べて会社に入って、イメージと違っていたとなってまた転職する
なんて事は避けるべきです。


私は転職自体を否定はしません。こんな仕事がしたいと心から思いえる仕事があるなら、
そうするべきだと思います。ただ転職はくり返すべきではない思っています。将来的な事を考えると社歴が
長い方が社員の信頼は高くなりますし、仕事のノウハウもあがっていきやすいです。


よく企業研究をして次の段階に移れば、会社と自分とのミスマッチはなくすことは可能なので、
企業研究は自己分析と同様に時間をかけて実施する必要があるのです。


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成功させよう転職 > 面接 スキル編 > 退職した理由の分析
退職した理由の分析
■なぜ会社を辞めようと思ったのか
転職しようと思った多くの理由は、不満があったからというのがあって当然です。
・上司からのパワーハラスメントに嫌気がさした
・休日出勤ばかりで自分の時間がもてない
・重労働の割には給料が安くてモチベーションが上がらない
・新規開拓の営業ノルマがきつい
・サービス残業が多い

この不満を思い返してみる時は、こんな不満は自分勝手かなという概念はすてて、思いつくまま
書き出してみます。自己分析は自分自身を知る事です。自分の本音と向きあわないと意味がありません。
転職を考えた時に不満がある事が悪いことではなく、不満がある事を突き詰めて考えないでおく事の
方がよくありません。これはこのような不満が改善された職場で働きたい、という転職の動機なのです。


なぜ突き詰めて考えないとだめかというと、本当に不満に思った事に自分で気づかないと、また転職を
くり返してしまいかねないからです。例えば営業職を辞めたいと思ったとします。売らないと上司に
説教されるし、同僚からも色目でみられるいい事はない、でも自己分析してみるとそれは本当に営業が
いやになって辞めたわけではなく、新規開拓の営業がきつい会社だったから、などの理由に気づく事も
あります。


このような例の場合、自分で営業がいやになったと決めつけて製造業に転職したとします。
するとやはり人と接する仕事が好きだった事に気づき、また営業に転職という事になる可能性も
あります。自己分析はよりよい転職をするために実施するものですが、転職を繰り返さないために実施する
ものでもある、という認識ももちましょう。

■転職の動機
マイナス思考の考え方を違う角度からとらえてみます。
@働いていて職場に不満があった

A不満を改善したかった

B不満が改善できなかったので退職した。
転職をする人の頭のなかにはこのような順番があると思います。


ではこれをどう分析するのか


「@働いていて職場に不満があった」を具体的なレベルまで落とし込んでみるのです。
不満
@休日出勤ばかりで自分の時間がもてない
転職の目標
●一週間に2日は休めるような職場で働きたい

不満
●サービス残業が多い
転職の目標
●残業代は100%支払ってくれるような会社で働きたい


結果的に言える事
一週間に2日は休めるような職場で、残業代は100%支払ってくれるような会社で働きたい
という会社選びの自分なりの基準が分かってくると思います。


直観的に「いやだな」と感じるままにしておかないで、それからどう改善されればよいのか
まで詳細に追求してみると、どんな理由で転職しようと思っているのかが具体的に見えてきます。


■企業との接点を常に意識する
不平不満を職務経歴書に書いたり、面接で言葉にするのはよくありません。でも会社を退職したわけ
ですから、その会社では働こうと思う気持ちがなくなったのも事実です。このあたりを面接官は気にします。
「御社はキャリアアップ出来る会社だと思いました。」これが本音だといいのですが、このような
回答をする応募者はいやになるほど見てきているはずです。


本当に思っているのかどうかの確認をするために、いろいろな角度から質問を投げかけます。
心から思っていないと答えがちぐはぐになり、やがて言っている事が矛盾し、すぐに本音でないと
見抜かれます。


ここで大事なのは「前職ではこのような仕事がしたかったができなかった。しかし御社ではこんな事が
出来そうだと思った。」と接点を交えて言える事です。前職で自分がやりたい仕事が出来なかったのは
不満ですが、きちんと自己分析できていて、やりたい事が明確に見えていればなにも負い目を感じずに
言えます。


たとえ突っ込まれたとしても本当に思っている事であればすぐに切り返せます。言葉に詰まるのは
心の中で「この場を上手くやりきろう」という思いがあるからです。


■自己分析の重要性
私も転職活動を始めたての頃は、転職のマニュアル本に書いてある模範回答のような言葉を
使っていました。ほぼ間違いなく不採用になるパターンです。そもそも会社がほしがる人材とは、
経験があってやる気のある人材です。どこかで聞いたような言葉からはやる気までは感じ取れません。
他の応募者と差別化ができないのです。もっと採用側からいうと判断材料がない事になります。


こんな状態になるのは自分と本気で向き合っていないからです。なぜ前職の会社を退職してまで
転職するのか、企業の面接官を納得させるだけの理由がみつかりませんでした。いわゆる前職に
対する不満を抱え今後どうなっていきたいのか解決しないまま、転職活動をしたのが原因です。
不満を感じて辞めたのはよくない、こんな考えが拭い去れませんでした。


ただもう一歩踏み込んで、どう改善されればよいのかまで突き詰めて考えるが、ものすごく重要だと
気づけたので結果的にはプラスになったと思っています。この気づきはその後の転職活動にも
かなり活かされました。みなさんも今一度なぜ転職をするのかよく考えてみて下さい。


それこそが自己分析の第一歩です。「ああ、あれは本当に嫌だったな」となにか思い浮かべてみて下さい。
それが仕事内容だったり、人間関係だったり、給料だったり人によって違いがあります。
それが浮かんできたら前進です。後はそこからそれがどんな形で改善されればよかったのか、
考え始めればよいのです。

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