ユーザー系Sierに転職する時に必要なスキル｜ITエンジニアが求人応募する時に知っておくべき事

ユーザー系Sierとは企業から、効率化、可視化、コストダウンを実現できるようなシステムを作って
ほしいなどの要望を受け、プロジェクトごと請け負うタイプのSierです。この会社もメーカー系Sierと
同じで社名を聞けばすぐわかるような大企業が多い傾向があります。したがって仕事の幅は多義に
わたります。

銀行、証券、保険、産業あらゆる業種のIT化を推進していく最先端の技術集団でもあります。いわゆる
独立系Sierの規模をもっと大きくしたような会社のイメージです。実務をずっとこなしているというよりはプ
ロジェクトを管理する立場にいる人たちが多いです。外注されるSierの頂点に立っていますから、
マネジメントに興味がある人、あるいは管理するのが好きな人に向いている仕事です。ただし設計をして
いたいとか、プログラムコードを書いていたいという人にはあまり向かないかもしれません。

ユーザー系Sierに転職する時に必要なスキル－データベース、セッション、JAVA言語

ではユーザー系Sierに求人応募して転職する時にはどんなスキルが必要になるでしょうか。
まずユーザー系という観点からみると絶対に必要なのはデータベースの知識と実務経験です。
主に住所や名前などの顧客情報を取り扱う仕事になりますから必須です。独立系Sierもウェブシステム
開発をするので同じ事が言えるのですが、もっと多くの業種の開発を手掛けるので、数種類のデータ
ベース言語の知識は必要でしょう。

後はウェブ系だとJAVA言語が主流ですから、JAVAの知識も必要です。また画面遷移の時に発生する
データの受け渡しであるセッションの概念も重要です。たかがJAVABeansではありません。
エラーメッセージが表示されたまま消えないなんて事がないように、間違いなく設計をする知識もないと
信頼されるシステムは作れません。

そしてかなり重要なスキルとして必要なのが、リーダー経験です。先に述べたようにユーザー系Sierは
IT系システム開発の大企業ですから、いずれはマネジメントをするようになります。この業界のマネジメント
はスケジュール管理だけでもかなり大変です。一人の遅れはプロジェクト全体の遅れにつながりますから、
常に危機管理の意識をもって、メンバーの進捗状況を見ながら仕事をすすめさせなければなりません。

例えばメンバーの仕事が遅れ始め、一人ではリカバリできない時はどう対処していたのか、
経験があるだけ大分評価が変わってきます。そして出来るだけ好条件の求人に応募して転職しようと
思ったら必要なのが、IT業界専門の転職エージェントです。自分に合っていると思った求人がマネジメント
スキルを重視していてその条件を満たしていた場合、より高い収入で転職するには交渉する必要が
あります。

素人が交渉してもたかが知れています。やはりプロに代行してもらったほうが全然上がる確率が高く
なります。独立系Sierで経験を積んでもっと大企業へチャレンジしたい、もっと年収を上げたいと思って
いる人などはぜひ一度転職エージェントに相談してみましょう。

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