独立系Sierに転職する時の年収交渉について｜ITエンジニアが求人応募する時に知っておくべき事

もらっている年収に満足しているシステムエンジニアはどれくらいいるのか。納得している人もいるとは
思いますが、もっと年収を上げたと考えている人が大半ではないでしょうか。専門職であるにも関わらず
企業で設定されている最低賃金が、一般職となんら変わらない収入ではせっかく身に付けたスキルが
あまり意味を成しません。収入を上げるというテーマは、システムエンジニアにとって大変重要な問題です。

独立系Sierの給与体系はいろいろあります。例えば残業代込給料についてですが、中小規模の企業は、
かなり多くこのシステムを導入しています。独立系Sierの事業はほとんどが人材派遣です。したがって
下流の会社になればなるほど、上流の会社にマージンが発生するので低くなり、一ヶ月の契約金額では
残業代をエンドレスに支給できないからです。

あるいは会社側の利益を優先して社員に還元しないケースもあります。他には残業代全額支給だったと
しても、基本給が低かったり、年俸制では残業代込ですから、いくら残業しても設定された金額以上には
なりません。（中には一定時間を超えると支給される企業もあります。）

独立系Sierに転職する時の年収交渉について－無料の転職エージェント

このような収入事情の中、転職して基本給自体を上げようとするのは、この業界では珍しい事ではあり
ません。では独立系Sierでもどんな企業へ転職すれば年収交渉がやりやすくなるのでしょうか。私が
転職した経験の話になりますが、第一に言えるのは自分がもっているスキルの中で、経験年数が一番
長いものにフォーカスして考えたほうがいいです。

例えばですが、JAVAを使ったシステム開発経験があれば、JAVAの経験者優遇などの記載のある
企業とか、金融系システム開発の経験があるのであれば、金融系システム開発プロジェクトを中心に
持っている企業とか、そういった自分のキャリアを活かせる企業とだったら、年収交渉はかなりやりやすく
なります。

ただここで問題になってくるのは、何を基準にどれ位の金額をほしいかと交渉するかです。スキルは
プロでも年収交渉については素人の人が多いと思います。そこで非常に便利なのが、IT業界専門の
転職エージェントです。彼らは年収交渉で一番重要な市場価値を知っています。その上で応募者
のスキルだったら、どれ位の年収が適性なのか、本人の希望も踏まえ交渉してくれます。料金は
発生しません。無料です。

無料で交渉してくれる上、年収が上がるのであれば利用したほうが全然いいですね。キャリアカウン
セリングも実施してくれますし、自分の強みや弱みを洗い出す事で、さらに転職活動にプラスになります。
転職を考えたらぜひ転職エージェントの利用を検討してみてください。キャリアのある人であれば、
損はしないと思います。

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