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成功させよう転職 > 職務経歴書の書き方:スキル編 > 自己主張と客観的表現のバランス
自己表現と客観的表現のバランス
職務経歴書を書く場合、なによりもアピールする事をまず考えます。
効果的な記載方法は自分を客観的に見てみることです。主観的な思いや自己主張ばかりでは
場合によっては自信過剰ととらえられかねません。
つまりバランスがとれている文章でなければならないという事です。


■主観的すぎる例
営業で営業実績が社内で一番だったとします。半期でも年間成績でも抜かれた事はないほどのスキルを
もっていると仮定しましょう。
会社内で一番の売上成績を上げた。

営業実績だけはだれにもまけません。
以上のような視点は主観的な見方です。営業の実績はもちろん認めるところではありますが、
あまり強調しすぎると「本当にそんな実績を上げたのだろうか」と疑いを持たれてしまいます。


過大な表現を文字にするときは注意が必要です。もし自分の実績に自信があるなら
数字で伝えればよいのです。これだけの成績を上げたのだからそれに付け加えて強調しようというのは
少し違うように思います。


自分が仕事を一緒にする事を考えてみてください。あまり自信過剰な人は、信用がいまいち
おけないものです。同僚としてそうなのだとしたら、顧客からみればもっとみえるのではないでしょうか。
新しい職場に移り新しく顧客を抱える事を考えると、採用には慎重にならざる負えなくなります。


往々にして「〜の知識をもっていて自信があります。」という主観が入った表現は、その知識を持ってして
仕事でどんな行動をとったのか動きが見えてきません。そしてさらに行動をとった後の実績が見えて
こないのです。
同じ職場の人間であれば通じるのでしょうが、採用担当者は全くの初見の人です。
主観のみの表現ははどこか説得力に乏しくなります。


■主観的な表現を詳細化して客観的な表現に変える。

主観:ルート営業でも新規売り上げを上げるノウハウには自信を持っています。

↓ これをどんな形で実践してきたのか具体的に記載する

行動:商品購入のメリットを説明した後、本当に効果があるかどうか実演販売を実施。

↓ その結果どれだけ売れたのかを数字に変換して記載する

一か月の売り上げ○○万円を達成し、営業所内では年間売り上げトップの成績を残しました。


■客観的に見るとは
自分がこれは自信があると思えば思えるほどのキャリアは数字で伝えましょう。
強調文などないほうがより際立って見える事がありますし、数字で伝えれば後は職務経歴書をみた人が
判断してくれます。
決して主観的な表現が悪いということではありません。主観すぎる表現がよくない
という事です。常にバランスを考え、「これくらいは他の人でもできるだろう。」とか「これくらいは当たり前。」
くらいの考えをもって自分を冷静に見てみてください。

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