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パワーハラスメントが原因で会社を退職した場合
■プレッシャーに打ち勝てる印象を
面接官はパワハラが原因で会社を辞めた人に、しっかりとした志望理由を求めます。
それは会社に応募してきたのは、パワハラに嫌気がさしただけで、本当はやりたい仕事について
深く考えていないのでは?と疑いの念を持っているからです。


パワハラに腹が立つ、嫌気がさす、当人しか本当のつらさは理解できないものだと思います。
しかしここでも同じ事をいいますが、面接は自分を売り込む場所です。


具体的にこんないやがらせをされて頭にきたとか、あの上司とはもう二度と会いたくない。とか
説明しても話は聞いてはくれるとは思いますが、不平不満ばかりをいっていたのでは、やってもらいたい
仕事ができるかどうかの判断はつきません。


とくに面接官は文句ばかり言う応募者を嫌うものです。例えば会社を辞めて転職活動をしている人は
すでに辞めているのに切り替えができていないとか、不満ばかりが先行してこれからなにがしたいのか、
深く考慮していないのではないかと、疑いをかけられます。
結果的にまた嫌な事があれば、それを理由にすぐやめてしまいそうだ、などという印象をもってしまいます。


ここで大事なのは
不平不満だけが理由ではなく、しっかりとこれからやりたい事を見据えて
応募したという熱意を伝える事です。


パワーハラスメントが原因で会社を退職した場合の基本は、原点に立ち返る事です。
転職、就職したての頃や、やる気に満ち溢れていた時の事を思い出してみてください。


なぜやる気があったのか、どんな所にやりがいを見出していたのか、ここを詳しく突き詰めるのは
自己分析になってくるのですが、不平不満が膨らんだままの状態であれば、一度振り返ってみて
冷静に分析する必要があります。


そうすると周りがよく見えていなかった事に気づいたりします。
安易に理不尽な要求に頭にきたので会社を辞めた、そこからすぐに自己分析、企業研究をしないで
転職活動をすると、また同じような状況になる可能性もあるのです。


会社を辞めた理由よりも、なにがしたいのかという軸を見つける事が、このケースでは重要になってきます。

パワーハラスメントが原因で会社を退職した場合−回答例
■「どんな不満があって会社を退職したのですか?」の回答例

@会社の評価基準が実力重視から、年功序列にもどすという変革があった事が
退職の動機になりました。

若くても誠実に働く社員が、評価される基準がいきわたってきていたので私は好きでした。
しかし以前は年齢が上という理由だけで高い評価を受ける社員が多くいました。
突発休暇、遅刻、作業指示を守らない、これだけの怠慢があっても、許される始末です。
これではだめだと思い、この前上司に「年齢は関係ないので同じように注意してください。」
と言った所、「年下のくせに生意気な事を言うな。そんなに目につくなら辞めろよ。お前がいなくても
全然影響ないから」と言われてしまいました。
ここまでいうと不満に聞こえるかもしれませんが、これは考え方の違いだと思っています。
一社員が突発休暇、遅刻、規律を乱したくらいで会社は揺らぐ事はないのかもしれません。
しかしそれが理由となって作業遅れが発生し、品質にこだわって製品を製作できなくなるのが
納得できませんでした。
またあの状態に戻るのかと頭をよぎった時に、Aもっと製品の品質に思い入れをもって製作したい
と思い転職を決めました。


※解説
@なにか問題になる言動があったとしても、それを全面に押し出して退職の理由にするのはよくない
あくまで動機程度にしておく。
A不満で感情的になって転職したわけでなく、どんな仕事がしたいのかという意図を伝える



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