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成功させよう転職 > 面接 質問事項応用編 > 派遣社員から正社員の転職の場合
派遣社員から正社員の転職の場合
■正社員として責任が持てるか
派遣社員やアルバイトから正社員への転職を考える場合、面接官は「なぜ正社員になりたいのか」
などの質問をします。


この質問は
正社員の責任の重さを理解しているか、今後はその責任ある仕事を
続けていく意志はあるのか
を確認しています。


まずそのためには正社員と派遣社員との違いを正確に把握する必要があります。
派遣社員の場合は通常、就業先の上司の言われた通りに仕事をします。


仕事への責任はもちろんありますが、その結果が思わしくなければ責任をとるのは
就業先の上司です。つまり企業の正社員という立場の人間になります。


正社員ともなると日常業務はもちろんの事、派遣社員を雇っていればその取りまとめも
仕事に組み込まれます。また新人の研修、派遣社員の就業管理も実施しなければなりません。


派遣社員とは明らかに仕事量が増えます。それに伴い責任を取らなければならない範囲も広がります。
そのため今までの意識の持ち方では、到底処理できるような内容ではなくなるのです。
そのあたりの理解をしているのかが重要になってきます。


■仕事への熱意はあるか
日常業務もそれほど簡単にこなせるような内容ではなくなります。
つまり仕事を完了させるにはある程度の時間をかける必要が出てきます。
往々にしてその結果作業量が増え、残業時間も増える事が多くなります。


そんなすごく重い仕事でも、最後まであきらめずにこなす事が求められます。
深夜残業になっても、日付をまたぐような残業になっても、それでもやりぬく熱意が必要です。


ここまでいうと大げさかもしれません。しかし一般的に正社員で働くというのは派遣社員で働くよりも
厳しい仕事内容になると思って間違いないと思います。

派遣社員から正社員の転職の場合−回答例
「今までの仕事内容を教えてください」の回答例
■悪い例
メーカーの営業事務で@納品の受発注の仕事をしていました。
※解説
@これだけでは仕事内容のみで伝わりにくい。

■良い例
主に営業事務で納品の受発注の仕事をしていました。取引企業は10社ほどありました。
@納品までの日程がぎりぎりでも1日から2日繰り上げられる事が多く、製造現場との対応をするのが
厳しい職場ではありましたが
、自分の会社の製品が求められている事に価値を感じ
A納期に間に合わせられるように取引企業と現場との調整をしました。
それによって取引企業との良好な関係を保つ事ができていると認識し、やりがいがある仕事だと
思っていました。
※解説
@創意工夫をしなければならなかった状況の説明がされており、自主性を持って仕事に
取り組んでいた事がわかる。
A正社員になりたいといっているだけあって、任せられた仕事の責任を理解している。

派遣社員から正社員の転職の場合−類似質問回答例
Q:今回派遣社員から正社員の転職を考えたという事ですが、なぜ正社員になりたいのですか?
A:@今よりも会社により一層貢献したいと考えたからです。

Q:派遣社員として働いていたのでは、会社に貢献できないのですか?
A:私は派遣社員として5年間、2社で働きました。仕事の内容は2社ともに仕事のレベルやボリュームなど、
正社員と比較しても違いはないと思っています。ただ仕事の進め方、仕事の範囲などは正社員が決めて
それに沿って毎日の業務をこなしてきました。

働いている時間や仕事のボリュームは正社員と変わらないのに、自分の評価は一向に変化せず
派遣社員の立場上、就業先の経営が悪化すれば真っ先に人員削減の対象になる事も納得いきません
でした。A上司にももっとマネジメントにも関わる仕事がしたいと相談しましたが、派遣で働いている以上、
仕事内容に注文は付けられない今の状態のまま働いてほしい、といわれこの職場ではこれ以上の
働きは求められていない事がわかりました。この時から正社員として働きたいと考えるようになりました。
今後は自分の将来を考えながら、会社に貢献する働きをしたいと考えています。

※解説
派遣の雇用形態を考える場合、仕事の範囲が決められているケースが多々あり、正社員として
管理からルーティング業務まで、責任ある仕事を任せられるのか懸念している場合もある。
このイメージを払しょくするために@より一層会社に貢献したいという意欲A仕事に対して積極的な
行動
を伝える

アルバイトから正社員の転職の場合−回答例
Q:これから正社員になって働きたいとのことですが、ではなぜ初めから正社員としての働き方を
選択せずにアルバイトを選んだのですか?
A:就職活動をしていて@これからやりたい事や、将来自分がどうなっていたいのかのビジョンが
見えていなかったので、正社員で働く会社を絞り切る事が出来ませでした。
やりたい事がみつからないまま
会社に入社しても、長く勤める事はできないだろうと考え、アルバイトをしながらどんな仕事が自分に
向いているのか決めようと思いました。

Q:その結果やりたいことがみつかりましたか?
A:はい。アルバイトとして働いている時、正社員で働いている職場の人間をみて自分が正社員として
働くイメージを持つ事ができるようになりました。(1)前職のアルバイトは飲食店のホール担当なのですが、
やってみるとコミュニケーションをとるのがおもしろく、この仕事でマネジメントまでできるようになりたいと
考えるようになりました。(2)特に御社が応募されている将来店舗のマネージャーになれるような仕事に
つきたいと考えています。


Q:就職活動をしている時は飲食店に勤めようとは思わなかったのですか?
A:はい。その時はこのようなやりがいのある仕事だとは思わなかったので、飲食業界に進もうとは
思いませんでいた。

※解説
@働くモチベーションが上がらずに、アルバイトを選んだ場合は取り繕うより、正直に理由を伝える
A正社員として長く働きたい意思を伝えるには、しっかりとして自分の軸が必要なので、
周りが正社員として働いているのをみて、焦りが出てきたから正社員で働きたいと解釈されないようにする。
そのためには(1)正社員になりたい理由(2)やりたい事を伝える事。

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